漢字の正しい読みを
音声で解答する検定試験

漢読検定

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一般財団法人 全日本情報学習振興協会

漢読検定(読検)
読検(よみけん)
読検(YOMIKEN)
漢読検定(かんよみけんてい)
令和7年度11月30日(日)開催
開催会場
申込期間
受験料
オンライン実施
令和7年10月23日(木)迄
2級 6,600円(税込)
3級 5,500円(税込)

案内チラシ
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試験申込
 情報の多様化に伴い、漢字を「正しく読む力」の重要性が一層高まっています。ビジネス文書、さらには人名・地名に至るまで、読みづらい漢字表記は増加の一途をたどっています。
 特にデジタル化の進展により、「書けなくても良い」けど「読めないと困る」場面が日常的に発生しています。 こうした背景をふまえ、「漢読み検定」(読検)(よみけん)は、この時代に合う“読む力”に特化した新しい検定試験です。

漢字の読みは面白い、楽しい

よみけん point 01

オンラインで受験できる

オンライン試験システムの利用で、全国どこからでも受験できます。当協会のオンライン試験システムは360度カメラを使って受験します。不正行為はできません。カメラは希望者に貸し出します。

よみけん point 02

漢字は書く必要はありません

難しい漢字は今や書く必要はありません。難しい漢字は書けなくても困ることはありません。でも、読めなかったら恥ずかしい。最近、ビジネスの世界でも、難しい多くの漢字が使われます。

よみけん point 03

漢字は読めることが大事

日常で使用する市町村名、駅名などの難解な読み、人名、動植物の名前まで、読めると楽しい内容を用意しています。これにより、さまざまなレベルの受験者が楽しみながら学び、自身のスキルを高めることができます。

一般財団法人全日本情報学習振興協会主催

第4回 漢字読方検定開催

実施試験

1級 2級 3級

開催日時

2025年12月21日(日)

1級: AM 10時00分~11時15分

2級: AM 10時00分~11時05分

3級: AM 10時00分~10時55分

※少しでも試験時間に遅れると受験できません。

※CBT会場は開催日時が異なる場合があります。詳細は申込ページでご確認下さい。

申込期間

2025年11月6日(木)迄

受験料

1級:8,800円(税込) 学割:7,920円(税込)

2級:6,600円(税込) 学割:6,050円(税込)

3級:5,500円(税込) 学割:4,950円(税込)

※お支払いにクレジットカードをご利用の場合、分割払いができます。

※CBT受験は別途会場費2,000円をご負担いただきます。

受験方法

オンライン受験

自宅等で360度全周Webカメラとパソコンを使用して受験します。

オンラインIBT受験は360度全周Webカメラのレ ンタル申込が必要です。

レンタル料は無料ですが、送料「往復1,200円(税込)」をご負担いただきます。

CBT会場受験

全国のテストセンターの受験会場に設置されたパソコンで受験します。

漢読検定(読みけん)の意義

近年の日本社会では、情報の多様化・高速化に伴い、漢字を「正しく読める力」の重要性が一層高まっています。行政文書、報道、ビジネス文書、さらには人名・地名に至るまで、読みづらい表記に触れる機会は増加の一途をたどっています。特にデジタル化の進展により、「書けなくても困らないが、読めないと困る」場面が日常的に発生しているのが現状です。

こうした背景をふまえ、「漢読検定」(読検)は、“読む力”に特化した日本初の検定試験として創案されました。従来の漢字の検定が「読み書き両面」を扱うのに対し、「読検」(よみけん)は社会における実用性を重視し、実生活に密着した“読み取り能力”を段階的に測定・評価します。

検定は、ビジネスマン、学生や日本語学習者から、高度な読解力を必要とする専門職や教養人まで、あらゆる層に対応し、実用的かつ公平な評価基準を提供します。

読めば伝わる、読めるから理解できる—、「読む力」が人と社会をつなぐ基盤であるという信念のもと、この検定は設計されています。

漢字読方検定(読検)の意義・目的

■読み方を重視する新しい検定です。

「書く力」ではなく「読む力」に特化し、現代社会に求められる読解・読取能力を評価します。

■実生活・ビジネスに即した読解力を育成します。

氏名・地名・企業名などの難読語句に対応。

医療・法律・報道・ビジネスなど専門用語にも幅広く対応。

日常文書・案内・ニュースなどの現実文脈での読解力を養成。

■多様化・複雑化する社会表記に対応します。

専門用語、ビジネス用語、難読氏名、難読地名、熟字訓、熟語など、時代とともに変化・増加する難解な表記に強い力を育てます。

■あらゆる層に開かれた公平な検定です。

ビジネスマン、高校生、小中学生、高齢者、日本語学習者(外国人)まで、生活に根ざした読みの力を段階的に評価。

級のレベルと出題内容

級名 出題内容 受験者対象者のレベル 受験料
1級 常用漢字、表外漢字1022字、文部科学省用字用語例・難読地名、難読駅名、難読苗字名、その他の難読漢字 ビジネス上級レベル、教育指導者レベル 8,800円
2級 常用漢字、表外漢字1000字、文部科学省用字用語例、指定難読地名、指定難読駅名、指定難読苗字名、その他の難読漢字 ビジネス実務レベル、大学卒業レベル 6,600円
3級 常用漢字2136字、高校卒業レベルの漢字の読み、新聞、一般的なニュース、指定難読地名、指定難読駅名、指定難読苗字名、指定したその他の難読漢字 高等学校卒業程度のレベル。日常語・新聞・日常案内文の読解が十分にできる。 5,500円
4級 中学校卒業レベル(常用漢字2136字)の読み、基本漢字による名詞、動詞、形容詞、副詞、熟語の読み、日常物の読み(例:山・川・花・動物など) 中学校卒業レベル。基本漢字・熟語の読解力がある。社会生活に困難がない。 4,400円
5級 小学校卒業レベル。常用漢字1006字の読み、名詞、動詞、形容詞、副詞、熟語の読み、日常物の読み(例:山・川・花・動物など) 小学生、外国人向け。社会生活に必須な基本の漢字が読める。 4,180円

※ 出題内容の詳細は 試験要網にあります

受験方法・制限時間・出題数等

受験方法・受験会場 制限時間 出題数 正答率(正答数)
1級 オンライン受験   認定校受験   東京大学会場受験 60分 300 97%(291)
準1級 1級受験の方で、正答率95%以上97%以下の方を認定します。 300 95%(285)
2級 オンライン受験   認定校受験   東京大学会場受験 50分 240 95%(228)
準2級 2級受験の方で、正答率90%以上95%以下の方を認定します。 240 95%(216)
3級 オンライン受験   認定校受験 40分 180 90%(162)
4級 オンライン受験   認定校受験 30分 120 90%(108)
5級 オンライン受験   認定校受験 30分 80 85%(68)

※いずれの受験方法の場合もパソコンによる受験です。

※カメラ付きのパソコンが必要となります。カメラの貸し出しがありますのでお問い合わせください。

漢読検定(よみけん)でスキルチェック

漢字読み方の検定は、様々な生活シーンで漢字の知識を測るための最適な手段となります。そして、すべての方々の基本的な評価を高めます。

特に、ビジネスシーンで、文書によるコミュニケーションにおいて、基礎能力である、正しい漢字の読みを身につけていることは絶対条件です。

合格して資格を取得することで自己の成長を実感することができまし、また、周囲からも「漢字の読み」という身近な能力は一番目に見えるものです。必ずや、あなたの評価を高めることでしょう。

なお、漢読検定はオンライン受験ができるため、忙しいビジネスマンなどでも隙間時間を活用して受験することができます。


【想定される漢読検定の利用シーン】

1 ビジネスパーソン 公文書や契約文、氏名読み取りが求められる職種(人事・営業・行政など)のあらゆる分野で活用できます。
2 学生 国語学習・読解力の強化として。学校単位での導入も可能です。
3 一般人 脳トレや学習意欲維持として。漢字読みの力を保持することができます。
4 日本語学習者(外国人) 漢字文化圏以外の学習者にとって、読む力の到達度確認できます。

1.漢読検定(よみけん)の受験方法

漢字読み方検定は、オンライン試験(IBT試験システム利用)、CBT会場試験(テストセンター)、の2つの方法で受験することができます。

いずれも、漢字の読み方の試験問題がオンライン試験システムにより出題され、パソコン画面から回答します。オンライン試験システムは、受験者が申込者本人であることをAIによる顔認証システムで確認ています。


(1)オンライン試験

オンライン試験システムにより開催しておりますので、自宅や会社、学校などパソコンをご用意していただければどこでも受験できます。

デスクトップパソコン、ノートパソコンのどちらでも受験できます。ただし、スマートフォンやタブレットでは受験できませんのでご承知ください。

なお、試験中は席を離れず、そして不正行為がないかを360度全周カメラで常時監視しています。 したがって、一般的なパソコン内蔵カメラや、視野角の狭い一般市販品カメラの利用はできません。受験を希望される方には、下記の360度全周Webカメラを貸出いたしますので、お申し込みください。

(2)CBTテストセンター受験(認定校試験)

別ページ一覧の、全国のテストセンターに設置されたパソコンで受験していただきます。

CBTテストセンター受験は全国で当協会が受験委託した会場です。委託会場は約30項に及びますが、1会場当たりの受験者受入数が限られていますので早めにお申し込みください。

会場にはパソコンが用意されていますので、オンライン試験と異なり、パソコンの準備は必要ありません。ただし、会場使用料2,000円が必要となります。

(3)認定校受験

現在、全国で、漢読検定の認定校を募集いたしております。認定校は全国の大学、短大、高校、中学、専門学校、日本語学校などで、独自に漢読検定の実施をご希望される教育機関とさせていただきます。

認定校では設置してあるパソコンを使って、オンライン試験システムを利用して、自校の学生、受講生に漢読検定を受験させていただきます。


2.ジャンル別の難問題サンプル

― まずは挑戦!漢字読み方検定の特長 ―

漢字の読みの楽しさを追求する新しい漢字学習

漢読検定は、日常的に使われる漢字から、専門的な語や人名、地名、植物、動物、まで幅広く対応しています。この多様性により、受験者が楽しめ、効果的な学習が実現します。

■ 難読駅名(駅名・読み・都道府県)

駅名(漢字) 読み方 都道府県
八戸 はちのへ 青森県
指宿 いぶすき 鹿児島県
糸魚川 いといがわ 新潟県
放出 はなてん 大阪府
及位 のぞき 山形県
わらび 埼玉県
鳥栖 とす 佐賀県
小牛田 こごた 宮城県

■ 難読地名(旧国名)

地名(漢字) 読み方 都道府県
因幡 いなば 鳥取県
美作 みまさか 岡山県
周防 すおう 山口県
常陸 ひたち 茨城県
豊後 ぶんご 大分県
陸奥 むつ 青森県

■ 難読人名(苗字)

読み方 説明
小鳥遊 たかなし 「鷹がいない→小鳥が遊ぶ」から。
四月一日 わたぬき 昔はこの時期に綿を抜いたから。
月見里 やまなし 山がないから月が見える、の意。
三枝 さえぐさ 戦国武将に由来する。
御手洗 みたらい 神仏に参拝する前に身を清める場所を示す。
一二三 ひふみ 数字で構成された珍姓。
南風原 はえばる 沖縄などに見られる地名由来の姓。

■ 難読植物(花名・読み・解説)

漢字 読み方 説明
山茶花 さざんか ツバキ科常緑樹。ツバキは花全体が丸ごと落ちる。山茶花は花弁が1枚1枚散る。
馬酔木 あせび 毒性があり、馬が食べると酔ったようにふらつく。
杜若 かきつばた アヤメ科。古典にも多く登場。幸せは必ず来る(花言葉)
百日紅 さるすべり 夏から秋にかけて100日以上咲く。

■ 難読魚名

魚名(漢字) 読み方 説明
すずき 出世魚として有名。セイゴ、フッコ、スズキに成長する。
鮟鱇 あんこう 冬の味覚、鍋の定番。
烏賊 いか 烏賊の墨が黒く、カラスの羽の黒に例えたという説がある。
はも 関西では夏の高級魚。
ぶり 出世魚で有名。
きす 天ぷらでお馴染みの魚。

※出題サンプルは、受験用学習資料集をご覧ください。

試験情報

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