漢字の正しい読みを
音声で解答する検定試験

漢読検定

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一般財団法人 全日本情報学習振興協会

漢読検定(読検)
読検(よみけん)
読検(YOMIKEN)
漢読検定(かんよみけんてい)
令和7年度 6月22日(日)開催
開催会場
申込期間
受験料
オンライン実施
令和7年5月8日(木)迄
2級 6,600円(税込)
3級 5,500円(税込)
4級 4,400円(税込)
5級 4,140円(税込)

案内チラシ
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試験申込
 情報の多様化に伴い、漢字を「正しく読む力」の重要性が一層高まっています。ビジネス文書、さらには人名・地名に至るまで、読みづらい漢字表記は増加の一途をたどっています。
 特にデジタル化の進展により、「書けなくても良い」けど「読めないと困る」場面が日常的に発生しています。 こうした背景をふまえ、「漢読み検定」(読検)(よみけん)は、この時代に合う“読む力”に特化した新しい検定試験です。
小鳥遊さん:

小鳥遊(たかなし)さんは、日本の苗字です。言葉遊びに由来しており「怖い鷹がいない(タカナシ)から小鳥も遊べる」という意味があります。
月見里(やまなし)さん

月見里(やまなし)さんは、日本の苗字です。言葉遊びに由来しています。
「山が無い」ことで「月見に適した里」であったことから「月見の里」と書いて「ヤマナシ」と読ませたといわれます。
一般財団法人 全日本情報学習振興協会


よみけんpoint01

オンラインで受験できる


オンライン試験システムの利用で、全国どこからでも受験できます。当協会のオンライン試験システムは360度カメラを使って受験します。不正行為はできません。カメラは希望者に貸し出します。

よみけんpoint02

漢字は読めることが大事


難しい漢字は今や書く必要はありません。難しい漢字は書けなくても困ることはありません。でも、読めなかったら恥ずかしい。最近、ビジネスの世界でも、難しい多くの漢字が使われます。

よみけんpoint03

漢字は読めることが大事


日常で使用する漢字から難解な熟語、人名、地名まで、特化した内容を用意しています。これにより、さまざまなレベルの受験者が楽しみながら学び、自身のスキルを高めることができます。

第3回 漢字読方検定開催
開催日(基準日)  2025年 6月22日(日)
第4回 漢字読方検定開催
 開催日(基準日)  2025年 10月19日(日)
第5回 漢字読方検定開催
 開催日(基準日)  2026年 3月15日(日)

級の構成と難易度(案)

級名 難易度目安 対象者
5級 小学校低学年レベル漢字の読み 初学者・外国人向け。ひらがな・基本単語中心
4級 小学生レベル、学校教育の基本漢字 小学高学年レベル。基本漢字熟語の読解
3級 中学生~高校初級レベル、一般的なニュース、生活用語 中学卒業程度。日常語・標識・案内文の読解
準2級 ビジネス初級〜中級、高校卒業レベル 社会生活全般に必要な読解力。ビジネスにも対応
2級 新聞・公文書・ビジネス実務レベル 実務・教養の統合。新聞・契約書・難読語対応
準1級 難読熟語・難読人名・難読地名 上級者、教育関係者、上級教養層
1級 難読専門語・難読古語・熟字訓・当て字・表外漢字 日本語読解の頂点。古典・文語・専門的表現も含む
出題傾向の例題カテゴリ 制限時間 受験料(税込)
5級 簡単な名詞、小学校低学年程度の簡単な漢字の読み、日常物の読み(例:山・川・花火など) 制限時間30分 4,180円
4級 基本的な熟語や熟語の読み分け(例:生→せい/しょう)学校教育で習う基本漢字の読み 制限時間30分 4,400円
3級 新聞・SNSで頻出する漢字の読み、一般的なニュースや生活用語が読める 制限時間40分 5,500円
準2級 行政文書やニュース語彙の読み取り 制限時間60分 6,600円
2級 難読語/業務で必要な語彙の読み取り 制限時間60分 6,600円
準1級 氏名・地名・古語・故事成語など難読人名・地名・熟語 制限時間60分 6,600円
1級 漢文や古典、日本文化に基づく熟字訓や難読当て字、読みにくい専門語や古語を多数出題 制限時間60分 6,600円

漢字読み方検定(よみけん)の意義

近年の日本社会では、情報の多様化・高速化に伴い、漢字を「正しく読める力」の重要性が一層高まっています。行政文書、報道、ビジネス文書、さらには人名・地名に至るまで、読みづらい表記に触れる機会は増加の一途をたどっています。特にデジタル化の進展により、「書けなくても困らないが、読めないと困る」場面が日常的に発生しているのが現状です。 こうした背景をふまえ、「読検」(よみけん)は、“読む力”に特化した日本初の検定試験として設立されました。従来の漢字の検定が「読み書き両面」を扱うのに対し、「読検」(よみけん)は社会における読解実用性を重視し、実生活に密着した“読み取り能力”を段階的に測定・評価します。 検定は、初学者や日本語学習者から、高度な読解力を必要とする専門職や教養人まで、あらゆる層に対応し、実用的かつ公平な評価基準を提供します。読めば伝わる、読めるから理解できる——「読む力」が人と社会をつなぐ基盤であるという信念のもと、この検定は設計されています。

不如帰(ほととぎす)
2級クラス問題

音声で挑む!漢字読み方検定の楽しさ


漢字読み方検定は、伝統的な筆記試験とは異なり、音声での発音に挑戦する形式を採用しています。このスタイルは受験者に新しい体験を提供するだけでなく、言語の本質を理解する手助けとなります。採点はAIによる音声判定システムが採点します。
また、音声による解答は、受験者が実際に発声するため、自分の発音の癖や課題を冷静に認識する機会を与えます。これにより、日々の学習や実践的なスキル向上にもつながります。
漢字の読み方は、単なる記憶だけではなく、正確な発音やアクセントも重要です。この検定を通じて、発音のスキルを磨くことができるため、語学学習にも効果的です。
自分の成長を実感しながら、楽しく漢字を学ぶことができるのです。

漢字読み方検定(よみけん)でスキルチェック


漢字読み方検定は、ビジネスシーンで必要な正確な発音スキルを測るための最適な手段です。特に、クライアントとのコミュニケーションにおいて、正しい漢字の読みを身につけていることは非常に重要です。
受験はオンラインで行えるため、忙しいビジネスパーソンでも隙間時間を活用して受けることができ、効率的に学びを深められます。評価結果もすぐにわかるため、成長を実感しやすいのです。
自分の強みや課題を把握することで、今後のスキルアップにも役立ちます。さらに、読み聞かせやプレゼンテーションの準備にも役立つ知識を得ることができ、応用範囲も広がります。
漢字読み方検定を受験することで、自己学習も進み、周囲からの評価も得やすくなるため、キャリアアップに貢献する要素となるでしょう。

日本語学習者(外国人) 漢字文化圏外の学習者にとって、読む力の到達度確認。
ビジネスパーソン 公文書や契約文、氏名読み取りが求められる職種(人事・営業・行政など)での活用。
学生・教員 教養・読解力の強化として。学校単位での導入も可能。
高齢者・シニア層 脳トレや学習意欲維持として。漢字読みの力を保持。

1.漢字読方検定(よみけん)の受験方法

漢字読み方検定は、会場試験(認定校試験)、オンライン試験(音声試験システム利用)の2つの方法で受験することができます。

漢字の読み方の試験問題がパソコンシステムにより、出題され、正しい読み方を音声で回答します。したがって、スピーカーとマイクが必要になりますので、ヘッドセットをご用意ください。

正しく読んでいるかの解答はAI採点システムによって採点されます。

(1)会場試験(認定校試験)

認定校(協会認定)、公設会場(大学など)で受験することができます。認定校は全国の高校、中学、専門学校、日本語学校など、協会に認められた学校などで、設置してあるパソコンを使って、パソコン試験システムで受験していただきます。

(2)オンライン試験

オンライン試験システムにより開催しておりますので、自宅や会社、学校などパソコンをご用意していただければどこでも受験できます。

デスクトップパソコン、ノートパソコンのどちらでも受験できます。ただし、スマートフォンやタブレットでは受験できませんのでご承知ください。

問題はパソコンで出題され、読み方を音声で回答します。スピーカーとマイクが必要になりますので、ヘッドセットをご用意ください。

なお、試験中は、厳正に試験を実施するため、360度全周Webカメラを利用します。一般的なパソコン内蔵カメラや、視野角の狭い一般市販品カメラの利用はできません。受験を希望される方には、下記の360度全周Webカメラを貸出いたしますので、お申し込みください。ヘッドセットなどはご自分でご用意ください。

(3)オンライン試験の詳しい受験の仕方ページ 

https://www.joho-gakushu.or.jp/online_exams/

まずは挑戦!漢字読み方検定の特長

1級では歌留多のの読み方なども出題されます。

音声解答による新しい教育手法

漢字読み方検定は、日常的に使われる漢字から、専門的な語や人名・地名まで幅広く対応しています。この多様性により、様々なバックグラウンドを持つ受験者が楽しめ、効果的な学習が実現します。
オンライン検定の形式は、受験者が自分のペースで学習、挑戦できる環境を提供します。全てのステップが簡単で、煩わしい手続きなしに受けられる点が魅力です。特別な設備がいらないため、マイクとパソコンがあればすぐに始められます。
さらに、音声による出力が求められるため、単に漢字を読むだけでなく、発音やアクセントの習得にも役立ちます。これにより、実際に話すシーンでのスキル向上にもつながるでしょう。

漢字読み方検定(よみけん)で未来を切り開く

この検定は、知識を実績に変える架け橋です。日本語力を高めたい方、自分の発音スキルを見直したい方、ぜひ一度取り組んでみてください。新たな学びと成長を手に入れるチャンスです。

2.ジャンル別の難問題サンプル(参考)


■ 難読駅名(駅名・読み・都道府県)

駅名(漢字) 読み方 都道府県 備考
放出駅 はなてん 大阪府 関西圏では有名な難読駅。
及位駅 のぞき 山形県 奥羽本線の駅。読みは意外。
居組駅 いぐみ 兵庫県 山陰本線にある駅。
蕨駅 わらび 埼玉県 漢字がやや難しい。
小牛田駅 こごた 宮城県 読みと表記が一致しない例。

■ 難読都市名(地名・読み・県)

地名(漢字) 読み方 都道府県 説明
鬼無里 きなさ 長野県 鬼の無い里と書いて…
女満別 めまんべつ 北海道 読みに女性的な印象も
周防大島 すおうおおしま 山口県 周防(すおう)は古代地名。
十三 じゅうそう 大阪府 「じゅうさん」ではない。
一口 いもあらい 京都府 読み方が全く予想外。

■ 難読人名(苗字)

読み方 読みの説明
小鳥遊 たかなし 「鷹がいない→小鳥が遊ぶ」から。
四月一日 わたぬき 昔はこの時期に綿を抜いたから。
月見里 やまなし 山がないから月が見える、の意。
一二三 ひふみ 数字で構成された珍姓。
南風原 はえばる 沖縄などに見られる地名由来の姓。

■ 難読植物(花名・読み・解説)

漢字 読み方 説明
石蒜 ひがんばな 曼珠沙華とも呼ばれる花。
なずな 春の七草の一つ。
杜若 かきつばた アヤメ科。古典にも多く登場。
竜胆 りんどう 青紫色の美しい花。
忍冬 すいかずら 冬でも葉が落ちないつる植物。

■ 難読魚名

魚名(漢字) 読み方 備考
すずき 出世魚としても有名。
鮟鱇 あんこう 冬の味覚、鍋の定番。
はも 関西では夏の高級魚。
ぶり 出世魚で有名。
きす 天ぷらでお馴染みの魚。



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